卒業生の作文

時習館高校 普通科 合格   N君
 「変えるのはどっち」

 僕は、中学校二年生の三月から翔永塾に入り、最初の志望校調査で第一志望校を時習館高校にしました。入塾当初は基本的な問題は簡単に解けても、応用問題になると手も足も出ず、最初の模試では偏差値が50台と時習館高校には到底及ばない学力でした。そのため、志望校を決めて早々に時習館高校はあきらめて、違う高校を考えるようになりました。
 しかし、そんな時、三浦先生からあるお言葉を受けました。それは
「目標を変えるのではなく、自分を変えよう。」
という言葉でした。この言葉は弱気な僕の心に強く響き、心機一転、時習館高校合格へ向けてがんばろうと努力を重ねました。その結果、最後の模試では偏差値が68と10近く上がり、入学当初は絶対に困難であった時習館高校に合格することができました。
 僕は、翔永塾に入って本当に良かったです。学力の向上だけでなく、人間として大きく成長できたと思います。
 最後に後輩のみなさん、高い目標を実現させることは決して簡単なことではありません。しかし、翔永塾の先生方からのアドバイスや勉強方法を忠実に守り、努力すれば必ず目標を達成することができます。翔永塾にいる限り、敵はいません。一つの目標に向かってがんばってください。

右寄せの画像

時習館高校 普通科 合格   N君
 「翔永、良いらしいよ」

 僕が翔永塾に入塾したのは、環境を変えるためでした。僕は小学校四年から中学校二年生の夏まで大手の塾に通っていました。五年間も同じ塾に通っているうちに、場の空気に慣れてしまい、勉強もいい加減になってしまっていました。当たり前のことですが、こうなると成績もどんどん落ち始めて、最終的には過去最低順位を取ってしまいました。塾でもAクラスからBクラスに落ちて、両親にもすごく怒られました。しかし、怒られたことよりも自分が「できない奴」になっていくことの方がよっぽど嫌でした。
「このままではだめだ。」
と思い、必死に努力し、一度は元の順位に戻れたのですが、やはりその順位を維持することはできませんでした。
 そんな時に両親の勧めもあり、塾を変わることにしたのです。色々な塾に見学に行きましたが、どこの塾も騒がしかったり、態度が悪かったりと前の塾と似たり寄ったりでした。どうしようか悩んでいる時に、時習館高校に通う姉が高校の友だちに良い塾がないか聞いて回ってくれました。その中で「翔永が良いらしいよ。」と言う人がたくさんいたと聞きました。その時に初めて翔永の存在をしりました。体験に行く前は
「翔永?やり投げの選手みたいだな。まさか投げやりな塾ではないよな・・・」
くらいに軽く考えていました。しかし、体験に行って、僕は驚きました。翔永塾は他塾と比べものにならないくらい静かで、塾生たちの勉強への意欲が違いました。「僕の求める塾はここにあった!」という思いがし、「ここに入塾する!」と即決でした。
 翔永に入ってからは、質の良い授業にも驚きました。先生方の手厚い指導や翔永の仲間の影響もあり、僕の成績はみるみる上昇していきました。三年生の実力テストでは一位を取ることができ、家族中で大喜びしました。そして、僕があの時、翔永に変わっていなかったら「できない奴」のままだっただろうと思いました。
 翔永の先生には感謝してもしきれません。これから先も誇り高き翔永塾生として、世界中で活躍していきたいと思います。

時習館高校 普通科 合格   Uさん
 「伝染」

 今までに何かに対して本気になることはほとんどありませんでした。三歳からバレエやピアノを習っていました。小六と中一の二年間は毎日4~6時間バレエの練習をしていました。しかし、バレエのコンクールでもピアノのコンクールでも半端な結果しか出ませんでした。その時から本気で努力することが怖くなりました。バレエは中二の夏にやめました。バレエと両立してきた勉強もやめました。だから成績は二位から四十位に落ち、その頃通っていた塾でも、一位から半分ぐらいまで落ちました。
 その時、これではいけないと思わせてくれたのは母でした。思いきって塾を変えよう、とすごい数の塾を調べてくれました。そこで翔永塾に入りました。中三の夏になると、周りの子がとても熱心に勉強している姿を多く見ました。親友が遊ばず、努力している姿も見ました。絶対負けたくない、と思いました。入試で全員抜いてやる、って思いました。前の塾の先生見てろ、翔永塾生はこんなにすごいんだぞ、って思いました。
 翔永に入って、みんなに性格かわったね、って言われました。小六の時はどうしようもなく性格が悪くて、本当にびっくりするくらい最低な人間だったけど、翔永塾の子がみんな優しくて、自然と伝染しました。だからだと思うけど。人からたくさん応援され、感謝される人になりました。インフルエンザで卒業式に出られなかったけれど、何十枚もの手紙をもらいました。そういう人になれました。
翔永に入って性格も変わって、進む高校も変わりました。10%は仲間と親と自分のおかげです。残りの90%は先生のおかげです。先生方に出会えて良かったです。私もがんばったけれど、それ以上に支えてくれたのは先生方です。言いきれませんがとにかくありがとうございました。とっても感謝しています。何より、翔永塾というすばらしい塾で勉強できたことが私の今の一番の誇りです。

時習館高校 普通科 合格   W君
 「初めて聞いたこと」

 僕は三年生の夏休みから翔永塾に入りました。それまでの僕は塾に行くのがとても嫌でずっと拒否してきました。でも三年生という受験をしなくてはならない学年になり、焦りと不安が大きくなりました。ですので、僕は塾に入ることになりました。
 塾に入って気付いたことは周りの人がとても頭が良かったことです。やはり他中学の人もいるとなると全然知らない世界がひろがるのだなと思いました。「周りの人たちに負けるわけにはいかない」と、この頃から自分でも驚くほど勉強をするようになりました。
 それでも冬になり、受験を目の前にして、僕はすくみました。本当に自分に受かるだけの力があるのかと疑い始めたからです。でもそんな時、三浦先生が「絶対受かる!」と言ってくれました。今まで「絶対」なんて言葉を自分に向けてくれる人なんていなかったので、大きな自信になったことを覚えています。僕一人では合格できなかったと今、本当にそう思います。今まで僕を支えてくれた翔永塾にとても感謝しています。卒業しても、翔永塾の塾生の一人だったということに誇りを持って、これからもがんばっていきたいと思います。今までありがとうございました。

時習館高校 普通科 合格   Kさん
 「三つに救われた私」

 私が翔永塾に入ったのは中学二年生の一月です。卒業までの一年余りの中で特に強く感じたことが三つあります。
 一つ目は授業内容が濃く、時間があっという間に経ってしまうことです。すべての先生の話術が巧みで、その話の世界へ引き込まれてしまいます。また、先生方の声にとても迫力があり、どんなに疲れていても眠気は起こりませんでした。いつも気付けば授業が終わっていて、とても充実した時間を過ごすことができました。
 二つ目は常に目標を高く持つようにと言われ続けたことです。私は初め、明らかな志望校を決めていませんでした。しかし、目標を高く持つことの意義を聞き続けたことで、私の考えも徐々に変化し、最終的に受験校を決める一つの要因となりました。
 三つ目は先生方がとてもほめ上手なことです。ちょっとした結果でもほめてほめて生徒を良い気分にさせてくれました。特に三浦先生はとてもほめ上手だと感じました。模試や定期テストなどでなかなか結果が出ない私には、私の性格の面など勉強以外のところで良いところを見つけてほめてくれました。お調子者の私はついその気になり、勉強に対するやる気が湧いてきました。
 私は翔永塾でがんばることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。そして、第一志望校である時習館高校に合格することができました。これからも塾での教えを忘れずに努力し続けたいと思います。本当にありがとうございました。

時習館高校 普通科 合格   Sさん
 「みっちり」

 私は三年間お世話になった先生方への感謝の気持ちを伝えたいと思います。翔永塾、先生方の存在があったからこそ成長することができました。
 三浦先生。いつもたくさんのお言葉をありがとうございました。受験勉強に関することだけでなく、人間としての心構えや目指すべき人物像を教えてくださいました。先生の言葉を胸に留め、将来、誰かを幸せにできる人になりたいです。
 小西先生。意味の分からない小西語やギャグ、先生の熱い言葉や指導が飛び交う授業が大好きでした。問題を完全に理解するまで付き合ってくださったり、担当でない教科までも教えてくださったり、本当にありがとうございました。
 吉川先生。授業がわかりやすく、文章の作り方や仕組みを根本から理解することができました。受験直前に歌ってくださった歌に励まされ、心強かったです。ありがとうございました。
 私は結果を手にした喜びやうまくいかなかった苦しさを、一緒に分かち合ってくれる翔永の先生方が大好きです。翔永の先生方の授業や熱い指導を三年間みっちり受けてきた自分を誇りに思います。今まで本当にありがとうございました。

時習館高校 普通科 合格   O君
 「一言と一言」

 豊丘に…行けるかな。もし落ちたらどうしよう。だって、部活でも定期テストでも自分が満足できるほど努力したはず、それなのに大会では全然良い結果を残せなかったし、定期テストにいたっては84位という、自分の中ではとても納得できるようなものではなかったからだ。もしこのまま入試を迎えたら、豊丘に合格できないのではないか、たとえ合格できたとしてもいずれついていけなくなるのではないか。一度考えてしまうとあれもこれもと心配事が頭をよぎった。
 転機は突然訪れた。二年生の秋の終わり頃だったろうか。来年には受験生になるというのに、みんなは現実逃避まっしぐらだった。そんな中、ある一言が僕の耳に入った。
「翔永はすごいらしい。」
それが僕を翔永塾に導く最初の言葉だった。
 翔永塾とはどんな塾なのか。知りたくなった。たまたま同じクラスに翔永塾に通う子がいたので、詳しく聞いてみた。するとその子は僕にこう言った。
「お前なら、きっと学校のトップレベルの子と同じくらいになるんじゃない?」
その子にとっては何気ない一言だったかもしれないが、僕には人生を大きく変える一言だった。三年生になり、僕は入塾した。
 自分より実力が上の子に囲まれて授業を受けることで、自分でもびっくりするくらい勉強ができるようになった。そして、勉強が好きになった。WCTや定着テストで何度も何度もライバルに負けて悔しい思いをした。でも、それが自分自身を大きく成長させてくれたのだと思う。
「時習館に行きたい。」
一、二年生の頃にはとても言えなかった一言を言えるようになっていた。
 そして、僕は時習館に合格することができた。ライバル、親、塾の先生、そして三浦塾長。感謝してもしきれないほど、僕は感謝している。最後にこれだけは言っておきたい。ありがとうございました。

時習館高校 普通科 合格   Sさん
 「善は急げ」

 私は翔永塾を選んで本当に良かったと思っています。私は元々塾なんていらないと思っていました。でも、翔永塾に入らなかったら学年一位にはなれなかったと思います。学年一位を取ることができたのは、翔永塾に通い始めたことで受験生としての自覚を持ち、毎日勉強するようになったからです。
 それだけではありません。あまり好きではなかった勉強を楽しいと思わせてくださった先生方のおかげです。先生方の授業はわかりやすいだけではなく、本当におもしろくて、すぐに頭に入ってきました。そして、一緒に志望校合格を目指す仲間がいたからこそ、受験勉強もやる気になれたし、ライバルとして競うこともできました。自分だけで勉強していたら、成績は思うように伸びなかったと思います。
 翔永塾は私の負けず嫌いな性格に合っていました。塾内で定期テストがあり、成績順に席を並びかえるという制度も負けず嫌いな私をやる気にさせてくれるものでした。毎週テストがあることで、テスト週間しか勉強していなかった私の生活は一気に変わりました。毎日勉強することで、実力テストが全然できなかった私にも実力がつくようになりました。
 先生方は私が良い成績を取ると、ほめてくれて、一緒に喜んでくれました。テストで一位を取った時、時習館高校に合格した時に自分のことのように喜んでくれてすごくうれしかったのを覚えています。
 今思うことは、もっと早く翔永塾で勉強をして、実力をつけたかったということです。翔永塾は熱い指導をしてくださる先生方、一緒に志望校を目指す仲間、勉強をする環境に恵まれていました。だから私は時習館高校に合格することができたと思います。短い間でしたが、とても楽しく勉強ができました。ありがとうございました。

時習館高校 普通科 合格   Sさん
 「心を落ち着かせる笑顔」

 三年間本当にありがとうございました。無事に合格することができて、本当にうれしいです。これも翔永塾の先生方が熱心に指導してくださったからだと思っています。
 受験当日、私はそれなりに緊張していましたが、大丈夫だと自分に言い聞かせました。それでも緊張がおさまらなくなった時、何か楽しいことを考えようとしました。そして、楽しいことを思い浮かべた時に真っ先に思い浮かんだのは「ごんだわら作戦」でした。その時の授業を思い出して、楽しかったな、みんな笑っていたなと思っていると自然と体から力が抜けていきました。
 三浦先生、ありがとうございました。先生はごんだわら作戦のようなおもしろいお話から心の成長につながるお話までたくさんのお話をしてくださいました。また、数学は楽しいと教えてくださいました。私はあまり数学は得意ではありませんでしたが、図形の分類の仕方などの話を聞いていて、数学っておもしろいな、と思うようになりました。高校ではこれまで以上に数学がんばります。
 吉川先生、はちまきのメッセージ、うれしかったです。あのはちまきはお守りにと受験当日もちゃんと持っていきました。テストの結果など真剣に話をしていただいて感謝してもしきれないくらいです。英語の授業も熱血でとても自分の力につながりました。
 小西先生、おもしろい授業をありがとうございました。特に小西語は我が家でも話題に上ることも少なくありませんでした。体を使った熱心な授業は覚えやすかったです。特に上昇気流、下降気流の覚え方は印象に残っています。楽しかったです。
 思い出せば思い出すほど、楽しい思い出ばかりだな、と思います。これからも先生方に教えていただいたことを思い出しながらがんばります。本当にありがとうございました。また、妹、弟もよろしくお願いします。

時習館高校 普通科 合格   T君

 「始め、という言葉で終わりを
  告げた」


 「始め!」
 僕の受験勉強はこの一言で終わりを告げた。この一瞬ともいえるような学力検査のために費やした三年間が走馬灯のように頭を駆け巡った。部活でがんばった思い出、学校でがんばった思い出などがたくさんあるはずなのに塾の三年間が頭を駆け巡った。緊張しながら塾に入ったあの日、論理の問題が誰よりも速く解けてうれしかったあの日、作文をほめてもらってうれしかったあの日、アルファベットをがんばって覚えたあの日、証明の流れをがんばって覚えたあの日、などたくさんの「あの日」が三年間の中に詰まっていたということを改めて実感した。
 人生の中ではこの三年間は小さな点のように思うが、競争をすることや努力することの大切さなどはこの三年間で知ることができ、塾でそれらのことを知ることができたのだと思う。勉強面や人間性などを楽しく勉強することができたのは翔永塾のおかげだと思う。ありがとうございました。
 三浦先生。夏休みの時に叱っていただきありがとうございました。多分、叱られていなかったら合格という結果を手にすることができなかったと思います。また、重なり三角形、ちょうちょ形が受験でとても役立ちました。ありがとうございました。
 吉川先生。わかりやすい英語の授業をありがとうございました。学校では教えてくれないような深いところまで教えていただいたことで自分の英語力がとても高まったと思います。
 小西先生。とてもおもしろい授業をありがとうございました。高校でも、つけてもらった教えてもらった国語力や教えてもらった小西語を生かしていきたいと思います。あと、この作文の評価はA評価ですか?また今度教えてください。
 三年間ありがとうございました。

豊橋東高校 普通科 合格   Mさん
 「周りの人の幸せ」

 今回、第一志望であった豊橋東高校に合格することができました。合否の結果を見て、嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいになり、涙があふれてきました。このような結果を手にすることができたのは、翔永塾で熱心な先生とたくさんの刺激をくれるライバルと共にがんばってこられたからだと思います。
 特に先生方には本当にたくさんの厳しくも温かい指導をしてもらいました。勉強のことだけでなく、これからの人生のことまで教えてくれた三浦先生、お母さんのような優しさと厳しさでいつも私たちを見守ってくれた正木先生、大きな声と全力ジェスチャーでいつも楽しい授業をしてくれた小西先生、いつも笑顔で良い順位を取ると全力で喜んでくれる吉川先生、本当にお世話になりました。
 私はすばらしい先生方がいることが翔永塾の一番の魅力だと思います。順位が上がると自分のことのように喜んでくれたり、わからないところがあればわかるまで何時間でも付き合ってくれたりしました。また、勉強をおこたるなどいけないことをしたらしっかり叱ってくれました。先生方はいつも熱心に私たちのためにいろいろなことをしてくださいました。
 すべて先生方のおかげです。本当に本当にありがとうございました。もう翔永塾に通うことができないと思うととても残念ですが、先生方から教えてもらったたくさんのことを忘れずにこれからがんばりたいです。そして将来は人の幸せのために動ける、先生方のような人になりたいです。

豊橋東高校 普通科 合格   Oさん
 「自分以上の信じてる」

 「お前ならできるって信じてる。」 何度も何度も私を励ましてくれた先生たちの言葉です。
 私は小学校5年生の時、翔永塾に入塾しました。その頃の私は小学生なりに、翔永塾は他の塾とは少し違うぞ、本気だ、と感じていました。実際に中学校の最初のテストで、周りの子と大差をつけて良い順位を取った時には、先生たちについていけば絶対だいじょうぶだ、と確信しました。
 そんな安心もつかの間で、成績は下がる一方。ついには学年末テストで最低順位を取りました。それでも先生たちは私に明るい未来を見せ続けてくれました。 「お前ならだいじょうぶだ。」
 そのおかげで、二年生では自分のペースを取り戻し、内申点は44。周りも学校の先生も私に期待してくれていました。今思えば、私は完全に油断していたんだな、と思います。見たこともないような大きな大きな落とし穴にはまることも知らずに。
 三年生前期中間テスト63位、仮内申は37。これまでとは違う順位に見たこともない内申。豊橋東はおろか、豊丘すら危ない。周り、学校の先生、何より自分が自分自身を信じられなくなった時でした。
 「お前なら、行けるよ。」
塾長のこの言葉。私は泣き崩れたのを今でも覚えています。自分を自分以上に信じてくれる先生たちの期待に応えたい。強く思いました。  
 今、私は豊橋東に無事合格しました。何から何まで先生たちのおかげです。5年間、心のこもったご指導ありがとうございました。翔永塾は世界一の塾です!  
 高校でもがんばります!

豊橋東高校 普通科 合格   Yさん
 「41冊のノート」

 翔永塾には中学一年生から入塾しました。今、振り返ってみると、その時は考えられないぐらい勉強ができていなかったと思います。
 私にとって翔永塾は初めての塾でした。初めてな分、授業はちゃんとついていけるのか、他の学校の子とは仲良くなれるかなど、不安がいっぱいでした。けれど、塾長の授業ではいつもためになる話やおもしろい話が聞けて、数学のコツもたくさん学べて、不安や緊張もなくなっていきました。塾長の話を聞いているといつも、自分を見直すきっかけになり、物事を違う角度から見る機会をたくさんもらいました。
 受験勉強の相談では、本当に励まされました。その結果、勉強を自分のため、人のためと思って最後までやり抜くことができました。私は勉強も将来の夢も自分のため、自分のやりたいこと、と思っていました。けれど、塾長から他の人のために、と思ってやらないと、だんだん辛くなってしまう。だから、他の人と自分のため、半分ずつ勉強するんだ、と教えていただきました。その時期の私にはこのことがとても心に響きました。これはこれからの私の人生を支えてくれる大切な考えになりました。
 翔永塾は勉強だけでなく、このような、人として必要な考えをたくさん教えてくれた大切な場所です。塾長、吉川先生、小西先生にはとても感謝しています。ここまでがんばってこられたのも、先生方が勉強方法からいろんなアドバイスまですべて教えてくれたからです。三年間で使った41冊のノートは、先生が教えてくれた熱意の証として、高校生活でも見直して元気をもらいたいと思います。
高校に入っても兄弟を通じて、先生方のお話を聞くのを楽しみにしています。
 私は一度しかない高校受験を翔永塾でしっかり学んで臨めたことに、本当に満足しています。先生方には、言葉で言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

豊橋東高校 普通科 合格   Sさん
 「覚悟を決めた瞬間」

 「どうせ私なんかいけない、という気持ちがあるから、まだ本気になれないんだ!」
私はその言葉を聞いて、はっとした。一月の終わり頃、最後の模試も終わり、自分の実力を試すことがなくなって安心していた。実力のない私は毎回の模試が苦痛だった。勉強してもそう簡単に実力はつかず、偏差値も落ちていく一方。本当に受験生なのかと思うたび、不安で不安で仕方なかった。その時に小西先生が言った。みんなに言っているのに、まるで私だけに言っているように聞こえた。それを言われて、とても悔しかった。本当のことなのに、なぜか悔しかった。
 それから死ぬ気になって勉強した。模試を解き直したり、わからないところをまとめたノートまで作った。寝る前もそのノートを読んで寝た。私はスタートが遅かった分、残りの二か月で取り返そうと必死だった。
 合格発表の日。受験票を持ち、受験番号を探した。番号を見つけた時には、もう涙が流れていた。今までこらえていた分、全部あふれ出した。
 翔永塾に入り、たくさんのことを学ばせてもらった。テストがたくさんあって、つらいと思う時もあったけれど、最後まで続けてこられたことを自信にして、これからもがんばっていきたいと思います。小学校の頃から本当にありがとうございました。

豊丘高校 普通科 合格   Y君
 「塾長、塾長、塾長、…」

 「まだ諦めるには早いんじゃないか?」
と、塾長に言われた時、僕は目が覚めました。テストや内申点などで自分の思っている数字が出ず、志望校を下げようとしていた僕の心に火がつきました。
 学校の先生には下げた方がいい、と言われていましたがどこか納得できない自分がいました。何が正しい道なのか、自分自身を見失いかけていたので、塾長に相談しました。塾長はそんな僕にたくさんの言葉をかけてくれました。その言葉一つ一つがとてもとても心に響き、なにかふっきれて変われた気がしました。
 僕は塾長のおかげで、翔永塾でがんばることができました。僕はこの翔永塾に入れていなかったら豊丘高校を諦めていただろうし、すべてにおいて楽な道を選ぶような人間になっていたと思います。ですので、塾長をはじめ、翔永塾の先生方にはとても感謝しています。
「人生の勝利者になるために」
高校ではさらに勉強や部活動をがんばり、人格を磨いていきたいです。そして立派な人間になり、また翔永塾にあいさつにきます。
 今まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

豊丘高校 普通科 合格   Kさん
 「期待を背負って」

 私は結果発表で自分の番号の欄を見た時、先生、家族に対する感謝の気持ちがとても大きくなりました。また、たくさん迷惑もかけたなと、自分の三年間を振り返りもしました。
一年生のときはとても悪い順位を取ってきたこともあり、
「翔永塾の名前を背負っているのに。」
と思い、申し訳なく思いました。
その思いは学年が上がるとだんだん強くなり、入試直前には協力してくれた先生、両親をがっかりさせないように、また自分の第一志望校に絶対入るために一生懸命がんばりました。そして迎えた入試。試験が終わり、自己採点をした時、かなりまずいと思いました。それでも協力してくれた人たちの思いを試験の日でつぶしてはいけないと思い、面接の日もあきらめることは決してしませんでした。はちまきの先生のメッセージと面接当日のお父さんの言葉のおかげでしっかり話すことができました。本当に心の支えになりました。
 模試の結果を見て、豊丘は厳しいと言われた時は落ち込みましたが、先生の支えがあったからこそ、第一志望校に合格することができました。今まで三年間、頭と心の勉強を教えてくださり、本当にありがとうございました。